<サッカー:第89回天皇杯全日本選手権>◇12日◇各地

 準々決勝の3試合を行い、今季J2を初制覇した仙台のほか、J1勢のG大阪と清水がベスト4に進出した。仙台は1-1の延長後半3分、途中出場の平瀬が頭で流し込んで勝ち越し、J1で2位の川崎を2-1で破り、初の4強入りを決めた。

 2連覇を目指すG大阪は山崎が2点を挙げる活躍で、リーグ戦との2冠を狙った鹿島(J1)に2-1で競り勝った。清水は延長前半14分に児玉が決勝ゴールを奪って新潟(J1)を3-2で振り切り、4大会ぶりの4強入りを果たした。

 準々決勝の残り1試合、名古屋(J1)-岐阜(J2)は13日に行う。