昨年のナビスコ杯で準優勝した川崎Fの武田信平社長は27日、川崎市役所に阿部孝夫市長を訪ね、子どもたちの教育などに役立ててもらおうと賞金5000万円全額を寄付した。

 川崎Fは、昨年11月の決勝後の表彰式で一部選手がガムをかんだり、ふてくされた態度を取ったりして問題化したため、賞金の返上を表明。Jリーグはサッカー普及や社会貢献活動に使途を限定し、賞金を授与していた。

 阿部市長は「心から感謝する。準優勝は市民の誇り。今年は優勝を」と激励。武田社長は「子どもたちの健やかな成長に役立てばうれしい。選手教育もしっかりやる」と応じた。

 寄付された賞金は、市内の幼稚園や学校向けのサッカーボールや書籍、算数の教材などの購入に充てられるほか、川崎のホームスタジアムである等々力陸上競技場の改修費用にするという。