<練習試合:横浜FC3-2FC琉球>◇21日◇45分×3本◇横浜FCトレーニングセンター

 JFL・FC琉球のMF永井秀樹(39)が、華麗なドリブルを見せた。J2横浜FCとの練習試合の2本目に出場すると、巧みなステップで2人をかわしてラストパス。ゴールには結びつかなかったが、Jリーグの舞台でファンを魅了した足技は健在だった。

 FC琉球3年目、年齢を重ねるごとに増える背番号は39になった。この日の試合は2-3で敗れたが「今は、本当にサッカーが楽しい」という。93年5月15日のJ開幕戦、横浜とV川崎のメンバーで、今も現役なのは横浜FCのFWカズと2人だけ。かつて「30歳を過ぎてまでサッカーを続けようとは思わない」と言った男が、42歳のカズと札幌FW中山に次いで、日本人の現役プロとしては3番目の年長選手になった。

 V川崎を振り出しに、10回の移籍を繰り返した。V川崎で黄金時代を過ごし、清水ではナビスコ杯、横浜では天皇杯など、計11個のタイトルを獲得した。J1から地域リーグまでを経験し、福岡をJへ、琉球をJFLへ、東京VをJ1へと導いた。プロ19年目のシーズン開幕を前に「技術は衰えない。問題は体と気持ち。節制して、体のケアに時間をかければ、まだできる。できる限り現役を続けたい」と話していた。