<J1:名古屋2-1G大阪>◇第1節◇6日◇万博

 G大阪が05年以来、5年ぶりに開幕黒星を喫した。

 前半14分に名古屋FW玉田に先制弾を許す苦しい展開。同21分にMF二川の強烈ミドルシュートで一時は同点に追いついたが、後半23分にミスからFWケネディに決勝弾を奪われて力尽きた。ACL、ゼロックス・スーパー杯と今季公式戦3戦目で1分け2敗と未勝利。

 優勝候補に挙げられながら、開幕戦を落とし西野監督は「後半、テンポアップしたいところで(テンポ)ダウンした。予想以上に動きが少なかった」と悔しそう。

 MF橋本も「全体的にバックパスが多くて、前向きのパスが少なかった。最後の部分で、もうひと工夫がない。そんなに(名古屋は)守備が堅いとは感じなかったですけど、崩すポイントが悪い。相手がミスしてもボクらが生かし切れなかった」と反省した。