<J1:G大阪1-1清水>◇第7節◇17日◇万博

 G大阪が首位清水から勝ち点1を拾った。遠藤、ルーカス、橋本、平井ら主力に故障者が続出。苦しい布陣ながら、前半40分にMF明神主将のPKで先制した。しかし、攻撃の形が作れずに後半は防戦一方。後半25分には清水の日本代表FW岡崎に同点弾を許してしまった。結局、19本のシュートを浴びながらも、辛うじて引き分けに持ち込んだ。

 西野監督は「(ゴール前に)くぎ付けになった中で、攻撃の部分はカウンターでしか作れない。もっと攻撃に直結する守備を目指しているんですけれど…」と歯切れが悪い。

 リーグ戦は今季まだ1勝しかしていなく、元日本代表のDF加地も「今は(チームが)かみ合っていない。後手を踏んでいる」と渋い表情だった。