<JFL:FC琉球2-1町田ゼルビア>◇2日◇東京・町田市陸上

 元日本代表の相馬直樹監督(38)率いる町田ゼルビアが、今季9試合目で初黒星を喫した。前半28分に退場者を出して10人となると、後半に2失点。終盤は、この日観戦に訪れたフィリップ・トルシエ氏(55=FC琉球)を意識したかのように、DFラインを3枚にする「フラット3」を採用し、次々と攻撃選手を送り込んだ。ロスタイムに1点を返したが、時すでに遅し。試合後、相馬監督はトルシエ氏との再会を喜び、「(トルシエ氏のことは)何も意識していない。自分たちのサッカーができなかった」と悔やんだ。