川崎Fが俊足化で初タイトルを狙っている。静岡・掛川キャンプ中の10日に、サッカー日本代表も指導経験がある福島大陸上部監督・川本和久氏を招き「少しでも速く走る」ことを学んだ。それ以降、走りへの意識改革につとめてきたが、17日の麻生グラウンドでの練習で、30メートル走の成果を試した。最高の結果を出したのがMF横山。「そんなに速くなった意識はなかったんだけど」と語りながらも4秒27だった記録を4秒04まで伸ばした。実際は同タイムなら約3メートル先まで進めることになる。各選手も自己記録を確実に更新。「みんなの走力が武器になる」と手応えを感じていた。