浦和の日本代表MF阿部勇樹(28)があらためて14年W杯ブラジル大会を視野に入れた。13日に埼玉県庁とさいたま市役所を表敬訪問した阿部は「サッカーをやっている限りは目指す。目標にしてやらないと」と話した。

 阿部は県から「彩の国スポーツ功労賞」を、市からスポーツ特別功労賞を表彰された。知事や市長との歓談では緊張しながらも笑顔を見せ、「(5月の)日韓戦のときは精神的にもどん底だったが、スイスで選手同士の話し合いをして良くなった。カメルーン戦で勝って上がっていった」とW杯南アフリカ大会を振り返った。

 「彩の国スポーツ功労賞」は日本代表DF中沢佑二(32=横浜)、スポーツ特別功労賞は北朝鮮代表MF安英学(31=大宮)も受賞、日本代表GK川島永嗣(27=リールス)は両賞を受賞。