<J1:山形1-0浦和>◇第28節◇30日◇埼玉

 浦和のフォルカー・フィンケ監督が、決定力不足を嘆いた。試合序盤からパスワークで山形を圧倒。FWエジミウソンが両チーム最多11本のシュートを放つなど攻め立てたが、守りを固めてカウンター攻撃を狙う相手の守備網を最後まで崩しきれなかった。前節磐田戦に続く黒星で、8月14日名古屋戦以来、約2カ月ぶりの2連敗。フィンケ監督は「数え切れないくらいのチャンスをペナルティーエリア周辺でつくり出せたが、得点に結びつかなかった。悔やまれることだが、(チャンスを逃し続ければ)ある意味で妥当な結果だ。ペナルティーエリア内で得点できるメンタル的な強さを発揮できなかった」と話した。