<J1:神戸0-0鹿島>◇第31節◇20日◇ホームズ

 鹿島のオズワルド・オリベイラ監督(59)が試合後、4連覇失敗の原因を分析した。まずは「大きな影響を与えたのは、シーズン中の移籍」とDF内田(現シャルケ)李正秀(現アルサド)の離脱に触れた。「チームの勝負強さが失われたのは、見ていても分かったはずです。今日で11引き分けとなったが、その大半が移籍の後であるはずです」と振り返った。優勝した名古屋については「今年からではなく、ストイコビッチ監督が就任して以来、優秀な選手をピンポイントで補強してきていた。その成果が出たのだと思う」とチームづくりの的確さをたたえた。