<J1:名古屋2-1磐田>◇第33節◇27日◇ヤマハ

 リーグ王者の名古屋FW玉田圭司(30)が今季リーグ13点目となるゴールで、後輩の快挙を祝った。前夜は習志野高の後輩、プロボクシングの粟生隆寛(26=帝拳)がWBC世界スーパーフェザー級王座を奪取し、2階級制覇を達成した。“習志野魂”を発揮した後輩の戦いから受けた刺激を、早速結果につなげた。

 玉田はリーグ最多得点をまた1点更新する自らのゴールよりも、後輩粟生の勝利を「本当にうれしいよね」と喜び、笑顔で帰りのバスに乗り込んだ。