「Jリーグ・アウォーズ」が6日、都内で開かれた。G大阪のMF宇佐美貴史(18)は、新人王から改称した「ベストヤングプレーヤー賞」に輝いた。26試合に出場して7得点を挙げるなど、リーグ最多得点をマークした強力攻撃陣の一員として飛躍の年になった。

 表彰式は初めてのタキシード姿で、何度も深呼吸するなど緊張を隠せなかった。「最初で最後(の表彰式)にならないようにしたい。選手である以上は、優勝とベストイレブン、得点王を狙いたい」。賞金50万円の使い道を聞かれると「貯金です」と、いたずらっぽく笑っていた。