名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(45)が22日、愛知・豊田市内の練習に“復帰”した。オフを利用し、パリの自宅に戻っていたが家庭の事情や、降雪で足止めされ18日予定の再来日が遅れ、21日へとずれ込んでいた。

 大雪で欧州発着便が不安定な中、当初予約していた中部国際空港着の便をキャンセルし、関西国際空港着の便でやって来た。一夜明けたこの日はリーグとの「2冠」がかかる25日天皇杯鹿島戦(カシマ)に向け、選手の動きを見守った。

 同監督は「空港で8時間待って、ようやく飛行機に乗り、昨日大阪に着きました」。クリスマスが近づく中、サンタクロースより先に何とかやって来た。残念ながらプレゼントはなかったが、それは鹿島戦の勝利で代える見込み。来日が遅れ、気をもんでいたクラブ関係者も姿を確認しホッとひと安心だった。