<全日本女子選手権:INAC神戸1-1(PK3-2)浦和>◇決勝◇1日◇国立

 INAC神戸(なでしこリーグ)がPK戦の末、浦和(なでしこリーグ)を破り初優勝した。INACは前半7分、FKから日本代表FW川澄奈穂美(25)が頭で合わせ先制。その後も前線からプレスをかけ、パスサッカーで浦和から主導権を握った。運動量が落ちてきた後半23分に相手MF堂園彩乃(20)に同点弾を決められたが、PK戦では日本代表GK海堀あゆみ(24)が5本中3本を止め、勝利に導いた。海堀は「素直にうれしい。PKは信じるままに迷いなく飛んだだけ。自分のプレーは出せたと思う」と喜んだ。