清水は12日、MF兵働昭弘(28)の柏への完全移籍を発表した。兵働は昨季まで2年連続主将を務めた。クラブを通じて「移籍するかどうか非常に悩み抜いた末、今回、柏レイソルに移籍することを決断しました。サッカー選手として、もう一回り大きくなるためには、環境を変え、チャレンジすることが自分には必要だと考えました。エスパルスで、しかも6年間もプレーできたのは、エスパルスの選手やスタッフ、関係者の皆さんのおかげです。本当に感謝しています。ありがとうございました。そして何より、サポーターの皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。いつも温かく支えてくれて、感謝という言葉しか思い付きません。エスパルスというチームは、ぼくにとって家族のようなチームでした。そんなチームに6年間いれたこと、キャプテンまでさせてもらえたことを誇りに思います。エスパルスでの人との出会いや思い出は、人生の大きな財産になりました。まだまだこれからも、人として、サッカー選手として、成長できるように頑張りたいと思います。6年間温かいご声援本当にありがとうございました」とコメントを発表した。

 清水でデビュー以来、リーグ戦152試合に出場、15得点。ナビスコ杯37試合2得点、天皇杯20試合4得点。