横浜FCのFW三浦知良が26日、44歳の誕生日を迎えた。昇格を争う湘南と、湘南の練習場で行ったリーグ開幕前最後の試合には、アウェーながらカズ見たさに観衆が多数来場。「誕生日おめでとう」の声がかかるたびに、うれしそうに目尻を下げた。プロ26年目を迎えるJリーグ最年長ストライカーは、「ありがとうございます」と報道陣が用意したケーキのイチゴをほお張った。

 練習試合には後半27分から2トップの一角で出場。得点はなかったが、「その時の役割がある。自分の最低限の仕事を、与えられた中でしよう。それだけですね。かなりきついトレーニングを乗り越えてきたので、充実感はある。シーズンに入るコンディションでもベストに近い」と自信の言葉が口をついた。3月6日にホームで富山との開幕戦を迎える。