12月8日に日本で開幕するトヨタ・クラブW杯で、大会期間中に東日本大震災の復興支援プロジェクトを展開することが17日、決まった。

 メッシ擁するバルセロナ、ブラジルの新星で19歳のFWネイマール擁するサントスなど、全クラブの選手がチャリティーオークションを実施。収益の全額を日本赤十字社を通じて寄付する。その他、被災地へ向けた選手の動画メッセージを作製するなど、被災地支援に乗り出す方針だ。

 この日、名古屋市内で開催された抽選会に出席した日本協会の小倉純二会長は「3年ぶりの日本開催で、日本のサッカーファンが開幕を待ちわびている。(震災で)日本開催への理解が得られるか心配しましたが、順調に準備は進んでいる。日本が元気になったことを、国内外に伝えたい」と語った。