<全日本女子選手権:岡山湯郷3-1常盤木学園高>◇3回戦◇17日◇美作

 なでしこリーグ4位の意地で、高校女王の常盤木学園高を破った。前半10分、MF宮間あや(26)が先制点を奪うと、1-1の同点で迎えた後半10分にはFW有町紗央里(23)が右サイドからのクロスを頭で押し込んで再び勝ち越し。同23分にはMF中野真奈美(25)が左足でミドル弾を放ち、試合を決めた。

 種田佳織監督(37)は「正直ホッとしている」と安堵(あんど)の様子。昨年も日テレを破るなど、4強進出を果たしている相手だけに「抱え込む必要のないプレッシャーまで感じていたと思うが、結果を残せたことが一番よかった」と振り返った。