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 クラブW杯:バルセロナ4-0サントス>◇決勝◇18日◇横浜国際

 南米王者サントスが、欧州王者バルセロナの前になすすべなく敗れた。ゴール前で細かくワンタッチパスを回す相手に、DF陣が振り回されてまさかの大量失点。「ペレの再来」といわれるブラジル代表FWネイマールも、守備に回らなければならないほどだった。

 それでも、数少ない攻撃チャンスをつくったのは、やはりネイマールだった。後半2分、FWボルジェスからのクロスに駆け込んだが、ヘディングシュートはバーの上。同12分にはGKとの1対1の絶好機を迎えたが、セーブされた。「バルセロナは世界で1番強いチーム。サッカーの勉強になった」。完敗を認めた19歳が、さらなる成長を誓った。