なでしこリーグ日テレの寺谷真弓監督(41)が2日、東アジア杯で3連覇を逃したなでしこジャパン佐々木則夫監督(55)を気遣った。

 「みんな若い選手を使えと言うけど、実際に若手と主力の間にはまだまだ力の差がある。難しいですよね」と話した。

 寺谷監督は相手の3カ国の中で中国だけやや力が劣っていたと分析。「もし中国戦が初戦ではなく2戦目だったら、もっと別なことにトライするチャンスがあったのでは。初戦はベストメンバーで戦わないといけないですから」とした。

 一方で自身の目下の懸案事項はU-19日本代表に主力の多くを送り込んでいること。FW田中美南(19)やMF長谷川唯(16)ら7人もの選手が、5日~13日まで米国遠征へ行ってしまう。そのため11日のなでしこリーグ杯・千葉戦は下部組織のメニーナから選手を借りて戦う。「普段、試合に出ていないベレーザの選手の良いモチベーションになれば」と話した。