<なでしこリーグ:大阪高槻0-9新潟>◇第16節◇26日◇高槻市立総合スポーツセンター陸上競技場

 大阪高槻がホームで新潟に0-9で大敗し、10連敗で2部(なでしこチャレンジリーグ)降格が決まった。先制点を狙うため、本来の4バックではなく3バックで臨んだが、前半11分、12分に立て続けに失点。その後、4バックに戻し、反撃を試みたが、前半さらに1点を失い、後半にも6失点。カウンターからの攻撃も実らず、これで今季3分け13敗。2試合を残し、わずか2年で2部降格となった。

 昨季途中から指揮を執ってきた本並健治監督(49)は「今季の悪いところがスタートから出てしまった。点をやらない前提で入ったが、気を抜いた、やってはいけないプレーが失点につながった」と振り返った。

 今季は序盤からケガ人が続出し、レギュラーを固定できなかったことが降格の最大の要因だという。本並監督は「もう1回やり直さないとこのチームは無理かなと思う。最後は個の部分が必要だが、個人のレベルの差が少しありすぎる。丸山と同じレベルの選手がほかにいない。そこを埋めていかないとちょっと厳しいかな…」と話した。