INAC神戸MF澤穂希(35)が代表発起人を務める東日本大震災の復興支援試合(来年1月20日、東京・府中市立総合体育館)の発表会見が20日、都内のザ・キャピトルホテル東急で行われた。

 澤とINAC神戸MF川澄奈穂美(28)ら女子日本代表主体の「SAWA

 and

 Friends」、ラモス瑠偉主将(56)加藤久監督(57)が率いる男性OB軍「Legend

 Players」、サッカー愛好家の歌手による「GAKU-MC

 and

 ナオト・インティライミ’s

 Friends」の3チームが、フットサルで対決する。

 澤や加藤氏は、震災被害が甚大だった岩手県陸前高田市に芝生グラウンドの整備を進めており、今年はネットフェンスを設置、来年はクラブハウス建設を目指している。澤は「震災復興はまだまだ遠い。風化させないよう、支援を続けていきたい」と神妙に話した。

 昨年はクリスマスに東京・国立競技場で慈善サッカー試合を行い、3万674人を集めた。今年は澤の出身地・府中市で開催する。