なでしこリーグ・日テレは18日、元日本代表DF須藤安紀子(29)の引退を発表した。東京・国分寺市出身の須藤は、日テレの下部組織「メニーナ」から、00年にトップチームの「ベレーザ」に昇格。8度のリーグ制覇などに貢献した。03年にはなでしこジャパンでデビューを果たし、10年女子アジア杯では3位となった。

 この日のファンの集いであいさつに立った須藤は「約17年間、このクラブで人生の半分以上を過ごしました。サッカー選手としてはもちろんのこと、人としても成長させてくれた場所でした。現役生活をベレーザで終えることができて、とても幸せです」と話し、主将のDF岩清水梓(27)から花束を贈られた。