サッカー女子日本代表MF川澄奈穂美(28)が米プロリーグのNWSLに移籍することが29日、分かった。

 川澄が所属するINAC神戸の山下恭典ゼネラルマネジャーは「米国に行く方向で動いている」と期限付き移籍の意向を示し、リーグとの契約になるために移籍先は未定と話した。

 川澄は豊富な運動量と得点力を武器に2011年ワールドカップ・ドイツ大会優勝や12年ロンドン五輪銀メダルに貢献し、INAC神戸では昨季主将として4冠獲得の原動力となった。

 同じくINAC神戸に所属する日本代表DF近賀ゆかり(29)のアーセナル(イングランド)移籍が確実となっていることも明らかになった。