なでしこリーグの仙台が4日、仙台市内で本格始動した。米女子プロリーグ(NWSL)のヒューストン・ダッシュへの完全移籍が決まっている、なでしこジャパンDF鮫島彩(26)も練習に参加。フィジカルトレーニングやミニゲームで体を動かした。

 鮫島は移籍を決断した理由について「海外には体格差、フィジカルなど日本にないものがある。そこを個の能力でどう突破していくかが、世界で通用するために必要なことだし、日本に戻ってきた時にも生きる」と説明。現状で具体的な渡米の時期は決まっておらず「(米でのシーズンが終了する)9月にはベガルタに戻ってくるつもりですし、当面はみんなと一緒にチームづくりに加わります」と話した。