<なでしこリーグ:INAC神戸2-3浦和>◇第1節◇30日◇ノエスタ

 リーグ4連覇を目指すINAC神戸がまさかの開幕戦黒星を喫した。

 後半13分に先制点を許した後、同22分にFW高瀬愛実(23)のゴールで同点に追いつくも、同28分に再び浦和に勝ち越し点を献上。同43分にFW仲田歩夢(20)が同点弾を決めたが、試合終了間際のロスタイムにCKから浦和に3点目を奪われ、開幕戦4年ぶりの黒星となった。

 若手中心となったチームを今季から指揮する前田浩二監督は「(若手は)かなり緊張していた。(高校と比べ)なでしこリーグはフィジカルや判断の速さが違う。プレッシャーを感じていたと思う」。主将FW高瀬は「自分たちのやりたいことができなかった。残念だが下を向いてもいられない。負けから学んで修正していくしかない」と話した。