<プレナスなでしこリーグ:浦和0-1INAC神戸>◇最終節◇17日◇浦和駒場

 INAC神戸が、最終節で浦和のレギュラーシリーズ優勝を阻止した。

 前半から浦和が主導権を握って優勢に試合を進め、前半25分にはFW吉良知夏(23)が相手のバックパスに反応してGKと接触するなどゴールを脅かす。2分後には右サイドからドリブルで持ち込み強烈な右足シュートを放ったが、相手GK海堀あゆみ(27)の好セーブに阻まれた。

 前半37分、FW後藤三知(24)がペナルティーエリア外でシュートを放つと、飛び出した海堀の腕に当たったように見えたがハンドの判定はなし。好機を逃すと、後半7分にINAC神戸FW増矢理花(18)が決勝ゴールを決めた。

 浦和は後半33分にも後藤のシュートが相手DFの腕に当たったように見えたが、笛は鳴らなかった。

 優勝は勝ち点1差で上回った岡山湯郷。INAC神戸は5位。浦和は3位でレギュラーシリーズを終えた。