神戸MF橋本英郎(35)が15日、大阪府内でフットサル大会「プエンテ杯」を開催し、監督デビューを飾った。Fリーグ・デウソン神戸のフットサル元日本代表・原田浩平(31)らとともに立ち上げたサッカースクール「プエンテFC」の監督として、所属する子供たちを指揮した。

 大阪校に所属するプエンテB・U-9(9歳以下)をいきなり準優勝させると、午後の部では同じく大阪校の生徒を中心に編成したプエンテA・U-12(12歳以下)を3位に導いた。

 「プエンテFC」はFリーガーが指導者として働けるよう、フットサル選手の環境改善などを目的に立ち上げたもので「サッカーとフットサルのファンが両方の試合に足を運んでくれるきっかけにもなれば」と、双方のファン拡大にも期待。純粋にサッカーを楽しむ子供たちの姿は、プロサッカー選手としてのモチベーションにもつながっているという。

 非常勤コーチを務め、ゲスト参加した原田も「子供たちにはフットサルとサッカー、互いのいい部分を吸収してほしい。将来、日本代表になる選手を輩出できれば」と話した。