<ブラインドサッカー:世界選手権:中国0(2PK1)0日本>◇第6日◇21日◇東京・代々木競技場フットサルコート

 日本が中国に惜敗し、初のベスト4進出を逃した。1次リーグA組を2位で通過した日本は、同B組2位の中国と対戦。

 粘り強い守備で前回大会3位の強豪にゴールを許さなかったがチャンスも生かせず、25分ハーフを終えて0-0のままPK戦(3人制)に突入した。1-1からのサドンデスで中国が成功したのに対し、日本は相手GKに止められて力尽きた。

 目標のベスト4入りまであと1歩と迫った魚住稿監督(38)は「やはり、世界は強かった。守備は良かったけれど、点を取らなければ勝ち上がれない。ただ、まだ試合は残っている。頭を切り替えて、5位を目指して(順位決定戦を)戦いたい」。主将のFP落合啓士(37)は「プラン通りの試合ができたが、あと1歩届かなかった。ホームで試合ができ、サポーターの声援が大きな力になった」と話した。日本は5~8位決定戦に回った。