<プレナスなでしこリーグ・エキサイティングシリーズ:浦和0-1新潟>◇第10節◇24日◇浦和駒場

 新潟は首位浦和に勝利し、過去最高の3位でシリーズを終えた。

 立ち上がりは押し込むも、その後は我慢が続く展開。それでも、後半22分から途中出場したFW大石紗弥香(29)が左足で決勝ゴールを挙げ、最少失点を誇る浦和ゴールをこじ開けた。

 試合には勝利したが、浦和の優勝が決まり、胴上げを目の前で見ることになった。

 主将のMF上尾野辺めぐみ(28)は「浦和の優勝は確実だったので、勝って3位になることに集中していた。目の前で(優勝を)見るのは悔しいけど、チームとしてやることはできた」。

 皇后杯を経て、来年は日本代表としてアルガルベ杯、W杯カナダ大会を迎えるが「まずは皇后杯で優勝を目指すことに集中したい。それが次につながる」と前を向いた。