国際サッカー連盟(FIFA)はモロッコのマラケシュで開いた19日の理事会で、クラブ以外の第三者による選手の保有を来年5月以降禁止すると決めた。

 移行措置として現時点で残っている契約は満了まで有効とし、来年1月から4月までに結ばれた契約は最大1年に限り、認められる。

 第三者による選手保有は南米などで見られ、投資会社などが獲得時の移籍金の一部を肩代わりする見返りに、他クラブへの移籍金を配当として受け取る。移籍先決定にクラブ以外の第三者が関与することなどの問題点が指摘されていた。