<高校サッカー:京都橘0(3PK1)0国学院久我山>◇3回戦◇3日◇駒沢

 国学院久我山(東京A)はPK戦の末に敗れ、3回戦敗退となった。前半立ち上がりは、持ち前のパスワークで相手を崩すも、ゴール前まで持ち込めない時間帯が続いた。

 後半40分には、FKをMF山本研(みがく=2年)が直接狙うが、相手GKが弾いた。0-0のままPK戦に突入。

 国学院久我山は1人目のFW飯原健斗(3年)がゴール右へ外すと、3人目の主将DF内藤健太(3年)のシュートを相手GKにストップされた。4人目のDF花房稔(3年)のシュートが左ポストを直撃して弾かれ、敗れた。

 今大会が最後になる李済華監督は「今の力からすれば、良かった試合。気持ちも入っていた。攻撃力が足りなかった。それでは勝たせてくれない」と冷静に話した。

 主将の内藤は「PK戦負けは悔しい」と涙を拭いた。