「阪神・淡路大震災20年

 1・17チャリティーマッチ」の前夜祭となる「感謝の集い」が16日、神戸市内で行われ、横浜FCのFWカズ(三浦知良、47)ら神戸OBや日本代表OBが参加した。

 カズをはじめ宮本恒靖氏や中田英寿氏ら豪華メンバー30人以上が出席。一般客も200人ほど参加し、1人1人の選手からサインをもらったり、一緒に写真を撮ったりと、夢のような時間を過ごした。

 17日に神戸の本拠地・ノエビアスタジアムで行われる慈善試合は、元日本代表の永島昭浩氏(50=日刊スポーツ評論家)が監督を務め、神戸OB・現役選手で構成される「KOBE

 DREAMS」と、日本代表OBで構成され、元日本代表監督の岡田武史氏(58)が指揮を執る「JAPAN

 STARS」が対戦。

 永島氏は「忘れてはいけない事、語り継がなければいけないこと。サッカーの力で全国の人に伝えていくことが任務だと思っている」。

 カズも「1・17に神戸のスタジアムでサッカーができるのはうれしい。明日スタジアムに来る震災を覚えていない子や体験していない子たちにサッカーで伝えていく」と慈善試合に向けて気合を入れていた。