<J1:磐田1-1大宮>◇第7節◇17日◇ヤマハ

 試合開始早々、大宮が絶好機をつくった。磐田DFのミスを突いて、MF橋本が抜け出しGKと1対1になるもゴールを阻まれる。一方の磐田は、サイドから攻撃を仕掛けた。前半13分、DFイ・ガンジンの縦パスをFWイ・グノがキープ。FW前田につなぎ、右サイドのDF駒野に展開した。右クロスは前線に合わなかったが、素早いパス回しで攻め込んだ。しかし均衡を破ったのは大宮だった。同40分に、混戦から最後はFW石原が押し込み先制。アウェーの大宮が1点リードで前半を終えた。

 後半、磐田が反撃した。同14分にDF駒野の右クロスを前田が頭で合わせて、ゴール左に流し込んだ。勢いづいた磐田は同20分に、DFパクがドリブルで大宮ゴール前まで突破。前田へのパスはDFにカットされ、追加点を決められなかった。大宮も後半は防戦一方となりチャンスをつくれなかった。