<J1:神戸-磐田>◇第11節◇8日◇ホームズ

 序盤は両チーム一進一退の攻防が続いた。前半10分、磐田はゴール前混戦でこぼれたボールを、FW前田が拾いループシュートを放った。同16分には、今度は神戸がカウンターからDF茂木が左足シュートを放つも、ゴールわずか右に外れた。すると同35分、神戸が先制点を決めた。再び茂木が、左サイドを駆け上がり、左足シュートでゴール。速攻でのチャンスを生かし、磐田守備陣の一瞬の隙を突いた。そのまま前半を終え、神戸の1点リードで折り返した。

 後半に入り先手をとったのは、リードしていた神戸だった。同11分、FW大久保の右ミドルで追加点を奪った。2点差をつけ、カウンター狙いに入ると、さらにはまった。前掛かりになった磐田の攻撃に耐え、同32分にはカウンターからMFポポが3点目を奪い、勝利を決定づけた。これで神戸は4試合ぶりに勝利。磐田は連勝を逃した。