<J1:G大阪2-0浦和>◇第31節◇20日◇埼玉

 浦和がボール支配率を高めて、試合序盤に得点チャンスをつくった。前半15分、ペナルティーエリア付近でのこぼれ球に、後方から走り込んだDF岡本拓也が右足でロングシュート。同31分にはFWエジミウソンとのワンツーパスで抜け出したMF高橋峻希が、クロスバー直撃のシュートを放つなど優位に戦った。

 だが、後半開始8分、G大阪MF遠藤保仁が味方の縦パスに抜け出して、ゴール右隅に蹴り込み先制。同38分には、遠藤の右CKに途中出場のFWルーカスが頭で合わせて追加点を奪った。浦和は後半もゴール前までパスをつないで得点機をつくったが、ゴールを決められなかった。