<J1:川崎F1-1浦和>◇第33節◇27日◇等々力

 川崎Fが電光石火のゴールで先制した。前半開始わずか32秒。FWジュニーニョ(33)とのワンツーで右サイドを抜け出したDF伊藤宏樹(32)のクロスをFW矢島卓郎(26)が頭で合わせて、先制点をたたき込んだ。浦和はFWポンテ(34)がドリブル突破から豪快なシュートを放つなど、時折チャンスをつかんだがゴールを奪えず。川崎Fの1点リードで前半を終えた。

 後半に入ると浦和が好機をつくり、後半29分にMFポンテ(34)のパスをペナルティーエリア内で受けたFWエスクデロ・セルヒオ(22)が、角度のないところから豪快にゴールを突き刺し同点に。同37分の川崎Fの矢島のダイビングヘッドもGKの好守に阻まれ、そのまま試合終了。引き分けに終わった。