名古屋ドラガン・ストイコビッチ監督(46)は12日、東日本大震災を受け同日予定されていたJリーグ仙台-名古屋戦(ユアスタ)など、全試合が中止されたことに「当然の判断。世の中がサッカーのことを考えられるような状況ではない」と話し、被災者や地域を気づかった。

 セルビア国籍で、フランスに自宅のある同監督のもとにも欧州から状況を心配する連絡が殺到したという。愛知・豊田市内で練習を行ったが、終始沈痛な面持ちだった。