G大阪のU-22(22歳以下)日本代表MF宇佐美貴史(18)が、決戦へ向けて気合を高めた。18日は大阪・万博競技場で、ACL1次リーグ済州戦(20日、万博)へ向けた非公開練習。雨の中、約2時間汗を流し「ACLはホントにがけっぷち。残りもいい緊張感で戦いたいし、消化試合にはしたくないですから」と口もとを引き締めた。

 勝ち点3のG大阪が同6の済州(韓国)に敗れ、同7の天津泰達(中国)が同1のメルボルン(オーストラリア)に勝てば、2戦を残してG大阪の1次リーグ敗退が決まる。済州には5日に敵地で敗れているだけに、宇佐美は「先手先手で主導権を握っていきたい。守備の意識もしっかりして、相手のメンタルを折っていきたい」と意気込んでいた。