鹿島とホームタウン協議会が23日、横浜戦の会場の東京・国立競技場に隣接する明治公園で、風評被害防止を目指して茨城県産の農産物を販売する市場を開催した。雨天にもかかわらず約3500人が来場し、10トン分の野菜や果物などが約3時間で完売した。

 店頭に立って協力を呼び掛けたクラブOBで元日本代表DFの名良橋晃氏は「何か協力したいと思って来た。みんなが一つになれば大きな力になる」と述べた。茨城県の上月良祐副知事は「これらの農産物は何の問題もない。茨城の素晴らしい野菜を知ってもらういい機会になった」と喜んだ。