<J1:広島4-1G大阪>◇第7節◇24日◇広島ビ

 ホームの広島が前半からゴールラッシュ。開始30秒、両サイドをワイドに使った展開から、最後は日本代表FW李忠成が決めて先制した。同11分、約20メートルの位置でのFKにキッカーはMF森崎浩司。敵味方入り乱れる壁に当たり、ゴールネットを揺らした。36分、縦パスに抜け出したMFミキッチがそのまま持ち込み、冷静にゴールを挙げ、広島が前半を3-0で折り返す。

 3点を追うG大阪は後半開始からFW宇佐美貴史、MF佐々木勇人を投入し、打開を図る。広島は同31分、中央突破からラストパスを受けたFW佐藤寿人が体勢を崩しながらもシュートを決めてダメ押し。G大阪は終了間際に途中出場のFW川西翔太が決めるのがやっとだった。広島が4-1で今季初勝利を飾った。