<J1:広島4-1G大阪>◇第7節◇24日◇広島ビ

 G大阪のU-22(22歳以下)日本代表MF宇佐美貴史(18)が、スタメン落ちした。今季アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含めて6試合目で、初めてのベンチスタート。後半開始からFWとして出場したが、2本のシュートも実らず見せ場なく終わった。

 西野朗監督(56)は「これまで5試合で、チームの中で光るものがなかった。後半からいい流れの中で試したかったし、今までと違うゴールに近い位置でと思っていた」と説明。宇佐美は試合後、報道陣の前を両手で「×」印をつくりながら無言で通り過ぎようとし、「流れを変えた」の声に、ようやく「そんなことないです」とだけつぶやいた。