G大阪は28日、大阪・吹田市の万博練習場で、29日山形戦(万博)へ向けて1時間の最終調整を行った。堅守速攻が持ち味の相手を、西野朗監督(56)は「守りが伝統的に堅いし、毎試合苦戦している。ポゼッションが取れても、それだけで崩せないし、ペナルティーエリアを全員で攻略したい」と警戒した。

 前節24日の広島戦は開始28秒で先制され、前半11分の2失点目で意気消沈した。日本代表のMF遠藤保仁(31)は「広島戦は立ち上がりに失点してしまった。そこさえ気をつければ、特に変える部分はない。球離れを速くして、スピーディーな攻撃で」と序盤の戦い方に気をつけながら、速さで攻めていく姿勢だ。