C大阪が「大阪ダービー」を歓迎した。10日に山東魯能(中国)に4-0と快勝し、初出場のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で決勝トーナメント進出が決定。24日に開催される1回戦の相手は、11日に天津泰達(中国)に勝ったG大阪になった。

 1次リーグをG組2位で通過したため、開催地はE組1位チームのホームだった。アウェーとはいえ会場は中国・天津ではなく、同じ大阪の万博に決定。G大阪から期限付き移籍中のMF倉田秋(22)は「日本なんでやりやすいと思う。中国は全然ちゃう」と喜んだ。

 倉田は、同じG大阪ユース出身になるG大阪MF宇佐美貴史(19)の「セレッソに負けるイメージはまったくない」の言葉にニヤリ。「アイツ、調子乗ってますね。口だけで終わらせるようにしなきゃ」。気合をみなぎらせながら、後輩からの“挑戦状”にうれしそうに笑っていた。