<J1:名古屋1-1浦和>◇第18節◇25日◇豊田ス

 浦和が、後半ロスタイムのPKで引き分けに持ち込んだ。前半から攻撃の形は作っていたが、同46分に失点。後半開始から前に仕掛けるが、名古屋の守備を崩せなかった。同5分には、ゴール前のFKをFW原一樹(26)が蹴り、こぼれ球をFW田中達也(28)がすかさずオーバーヘッドで狙うが、バーを越えた。

 このまま敗戦かと思われた後半53分、ペナルティーエリア内で名古屋DFがハンドの判定を取られてPKを獲得。FWマゾーラ(22)が浮かし球のPKを決めて同点。マゾーラは「僕は自信をもって、あの蹴り方をした。ブラジル人は助っ人として来ているので、チームのために勝ち点3を狙っている。今日は引き分けだったが胸を張って帰りたい」と話した。