鹿島の日本代表DF伊野波雅彦(25)が30日、茨城県鹿嶋市内のクラブハウスでクラブへの感謝の思いを口にした。伊野波にはクロアチアの名門ハイデュク・スプリトから獲得オファーが届き、本人は移籍を決意。クラブ側も希望を受け入れている。今後は違約金の額などクラブ間での交渉となる。伊野波は「早く決まってほしい。ぼくができることは、今のチームでいつも通りやること。鹿島では79年組の満男さん(小笠原)、本さん(本山)、浩二さん(中田)や、大樹さん(岩政)に、いろいろ教えてもらって成長できた。感謝している」と話した。7月2日のアウェー清水戦に向けて「必要とされるなら出たい」と意欲を見せた。