<J1:G大阪6-3川崎F>◇第22節◇20日◇万博

 G大阪が派手な打ち合いを制し、今季初の首位に立った。序盤からFW平井将生(22)MFキム・スンヨン(26)のゴールでリード。ところが前半30分から18分間で3失点し、逆転された。後半開始直後、相手選手が反則退場して数的優位に。FWラフィーニャ(24)のPKで追い付くと、後半33分にMF明神智和(33)が勝ち越し、終了間際にはラフィーニャが続けて2得点した。

 西野朗監督(56)は「(喜ぶか怒るか)どっち寄りにコメントしていいのか迷いますね」と苦笑い。それでも07年6月23日の東京戦(6-2)以来となる6得点に「崩し切れたのは、いい評価をしてあげたい」と納得していた。