G大阪の新人DF藤春広輝(22)が「当たり屋」ぶりに悩んだ。通算4試合目となった18日横浜戦では、FWラフィーニャの得点をプロ初アシスト。俊足自慢の左サイドバックは「知らない人からバンバン電話がかかってきました。サッカー教えてくれ、という小学生とか」と反響の大きさに驚いていた。

 愛車の右前方部にある小さな傷を突っ込まれると「横浜戦のあとにこすっちゃいました」とシュン…。ところが、周囲の「幸運、不運ときたら次は幸運。甲府戦(24日)では初ゴールちゃうか」のフォローに「そうっすね」と元気を取り戻した。しかし、数分後には「となると、そのあとはガツンとぶつけてしまうかも」。先輩から「天然系」と愛される男は、最後まで迷いから解放されなかった。