G大阪は8日、大阪・吹田市内のグラウンドで約1時間の練習を行った。9日のナビスコ杯準決勝浦和戦(埼玉)へ向けて最終調整。浦和には2日のリーグ戦(万博)で1-0と勝利しているが、西野朗監督(56)は「6日前とはお互いにチーム状態が変わっているし、同じ戦いができるとは思っていない。紙一重でしょうね」と警戒した。

 G大阪はMF遠藤、FWイ・グノが日韓の代表で離脱しているうえ、DF加地とMF明神も故障中。それでも5日のナビスコ杯磐田戦では故障明けのMF橋本英郎(32)や、MF佐々木勇人(28)FWアフォンソ(19)らが活躍した。指揮官は「今は猶予のない状態で、スピリットの強い選手を起用している」とハートの強さを求めていた。