<J1:名古屋4-1G大阪>◇第29節◇15日◇瑞穂陸

 首位G大阪は痛い敗戦を喫した。勝てば優勝争いは事実上、柏との一騎打ちになっていたが、敵地で大敗した。CKを直接決められるなどの不運に加え、攻撃陣は前半25分にFWイ・グノが約50メートル近くを突破してMF明神智和が左足で決めた1点だけに抑え込まれた。

 西野朗監督は「注目されていたゲームだっただろうし、もう少しリーグのリーダー(首位)らしく試合を運ばなければいけなかった。残念。思惑、狙い、プラン通りに運ばなかった」と反省ばかり。それでもまだ暫定ながら首位にいるため、指揮官は「まだ(首位に)残っていますし、これから回復することが1番大事」と必死に前を向いた。